怒ってばかりのひどい子育て
私は3人の子どもたちのことを怒り続けながら育てていました。
「どのくらい怒ってたの?」と訊かれますが・・・
例えば
- 10か月の長女がごみ箱を使ってつかまり立ちをすると「ここは汚い!」と言いながら手の甲を叩く
- スーパーで迷子になった2歳の長男が、私をやっと見つけて泣きながら駆け寄って来たときに頬を叩く
- きょうだい喧嘩に負けじと怒鳴っていたら、同じマンションに住むママに「強盗かと思って通報しそうになった」と言われる
などなど。書ききれません。
今なら、そんなことをしてはいけないことや、その方法が逆効果であることを知っていますが、その頃の私はそんな忠告も耳に入らないほど、常にヒステリックになっていました。
そんな育て方をしても、幸いにも私の子どもたちは、元気に幼稚園へ、そして、小学校へ通っていました。
そして、不登校へ
子どもの成長とともに、怒って抑えつける子育てに限界を感じました。
そして、それをきっかけに子育て講座を受講した私は、そのコンテンツに感動し、そのまま認定講師になる道を選びました。
自分自身もそのコミュニケーション技術を使いながら日々を過ごせるようになり、当然、子どもたちとの関係も改善してゆきました。
ところが、私が子どもとのコミュニケーション法を伝える講師になってから3年がたった頃
長女が不登校になりました。
小学校では優等生であり、ほぼ無欠席。
第一志望で倍率4.7倍という公立中高一貫校へ滑り止めなしの一本受検をした娘が、突然の不登校。
受け入れようとはしたものの、私自身にとっても、娘にとっても、混乱ばかりが起こる日々でした。
「中学校から突然不登校になるなんてこと、あるの?」
1,200人を超えるママたちに子育てを伝えている私自身も、悩み、失敗をしました。絶対にやってはいけないことも、してしまいました。
最初は葛藤もありました
我が家の不登校は
「今日、学校に行きたくないんだけど・・」
という言葉から始まりました。
週に1度休むかどうか、という感じから、週に2日休むようになり・・
彼女が登校できる日はどんどん少なくなりました。
「休みたいなら、休んだらいい」と呑気に構えていた私も、不安を感じるようになり、行きたくない理由を探してみようとしたり、行ける方法を考えてみたり、無理矢理にでも行かせたい!と思ってしまうこともありました。
今の私は、その頃の私に、伝えたい。
「60分、この動画を観てみて。」と。
2020年以降の教育改革と現代の不登校事情
学校へ通う子どもたちへの教育は2020年からの教育改革で大きく変わります。
この教育改革の目的は、今までのように「マニュアル通りに物事を正確に・早くこなす力」よりも、個人個人が「自分の得意なことを見つけながら社会にどう活かすかを考え、行動する力」をつけること。なのです。
これは私たちが受けてこなかった教育です。この改革の中、子どもをどう育てていったらいいのか、不安を感じませんか?
そして実は、30年前と比べて不登校である児童・生徒の数は約4倍になっており、中学生の不登校は小学生の不登校の約5倍多いのです。
2016年には文部科学省も教育支援センターやフリースクール等の利用を含めた「学校以外の場の重要性」を認識し、「学校を休んでもよい」ということを認めた法律を制定しました。
もしも、あなたの子どもが、ある日突然「学校に行きたくない」と言い出したら。
そのときあなたはどんな言葉を掛けるのか、準備はできていますか?
「神親」だと言われています
不登校になってから1年半。
娘は現在、中2となり、友だちには私のことを「神親」と言っているそうです。
どうしてそんなこと言ってくれるの?と訊いたところ
みんな、自分のお母さんのことを『あの人』とか『おばさん』とか『ババァ』とか言ってて、すぐに「〇〇だと怒られる」とか言うんだけどさ、お母さん、怒らないじゃん?だから、ウチはみんなから「神親」って言われてる。
私も「ウチ、神親だよ。」って言うし。
とのことでした。
彼女の言う神親の条件は
- 選択肢を与えてくれること
- 選択権を与えてくれること
- 子どもが決めたことをサポートしてくれること
なのだそうです。
私は思いました。
「うん。それはできている気がする。」
だって・・・
学びたいことを、学びたいだけ
私たちは
不登校であるならば、不登校だからこそ伸ばせる力を。
と、考え、
娘が中2になるときの春に新設された「N中等部」へ、一期生として通い始めました。
さらに、私と同年代の女性たちに混ざって経営塾にも通っています。
子どもは、学ぶことは好きなのです。好きなことを学ぶことや、自分が成長を感じられることに触れていることが好きなのです。
だから、私はその環境を彼女に用意しました。
今、娘は私の仕事を積極的に手伝ってくれるし、家事を担当したりしてもくれています。
それは、私が彼女に尊敬して関わり、尊重しているからだと感じています。
60分でわかる、これからの子育て
日本の標準的な義務教育を受けた子どもは15歳の時点では世界的にもトップクラスの学力を持っています。
私自身も、不登校であることが良い。とは全く思いません。
私が講演会で話してことは、あくまで私と娘のケースであり、すべての親子に当てはまるものではないとも思っています。
それでも、不登校であるかどうかだけではなく、私たちが教わらなかった、これからの子育てに必要なことをできる限り詰め込みました。
子どもがどんな行動や未来を選ぶかは、親の私たちにはコントロールできません。
だからこそ、子どもの未来を楽しみになれる親になっておきたいと思いませんか?
今、私のメルマガに登録してくださった方には、2019年8月の講演会
~子どもの「学校休みたい」にYESと言えますか?~
不安を信頼に変えるために知っておくべきとっさのひと言
の録画をプレゼントしています。
子どもから信頼を得られるポイントを押さえて、未来を生きる子に私たちがすべきことを知れば、あなたも「神親」と呼ばれるかもしれません。
これからの生き方が、ここにあります。
ぜひ、ご覧ください。
講演会参加者さまからのご感想
とても優秀で友達関係もよく、何の問題もなさそうなお子さまでも、突然不登校になることもあることに衝撃を受けました。でもその時の周りの受け止め方や関わり方で、不登校という見えない壁を取り除くことが出来ると、自分らしく生きることにつながっていくのだと思いました。
子どもが不登校になった時に、一番やってはいけないことは分かっていたけれど、その代わりに親としてすべきことが論理的に明確に提示されていて、とても分かりやすかったです。
もし子どもが「学校行きたくない」「休んでいい?」と言われた時に、このひと言を迷わず言ってあげられる親でありたいし、この言葉は自分自身にも言ってあげようと改めて思いました。
言葉の威力を感じました。この親子だからできること…ではなくて、どの家庭にも取り入れるべき共通する視点を伝えてくれたことで、とても響くものがありました。
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