子育ての悩みを解決

3歳児反抗期!物を投げるヤダしか言わない暴言ばかりの女の子の解決法

要求が通らないと突然大きな声を出して泣き出したり
「ママ、大っ嫌い」って言ってきたり
おもちゃを投げたりする3歳の女の子の反抗期。

子どもの要求に答えることにも、この癇癪の相手をしなればいけないことにもイライラしてしまうというママは私の生徒さんの中にもたくさんいます。

ここでは、3歳の女の子を育てる怒りんぼかーさん(通称:オコママ)と一緒に、この女の子の反抗期への具体的な対応方法を知って身に付けましょう。

■このページの内容は■

3歳の反抗期の対処法

オコママ
オコママ
女の子を育てています。3歳になる頃からわがままがひどくなって困っているんです。
やまだともこ
やまだともこ
なるほど・・・。

3歳前後の反抗期は「第一次反抗期」と呼ばれる時期に当たります。
女の子でも主張が激しくなって、自分の要求が通るまで大声で泣いたり、暴言を吐いたり、何かを叩いたり、投げたり・・・

この対処法を身に付けると、反抗期で親を困らせてばかりいる3歳の女の子が一変!
大人を助けてくれる女の子になっちゃます!!

最後まで楽しみながら読んでくださいね。^^

3歳の女の子の反抗期に見られる行動

まずは、3歳の女の子が反抗期に起こしやすい行動を見ていきましょう。

自分の主張が通るまで大声で泣く

オコママ
オコママ
スーパーでの買い物の最中に「お菓子を買って!!」と言い出し
「また今度ね」と話すと「今日がいいの!」と大声で泣き始めるので困っています。

結局買ってあげるまで泣くので、買うしかなくって・・・。

やまだともこ
やまだともこ
そうですよね。
スーパーなどの人が多く集まる場所で大声で泣かれると困りますよね。

では、どうしてこうなるのかを考えてみましょう。

このとき親が、お菓子を買うのを許可したくない心理は

  • 「昨日も買ってあげたのに!」
  • 「家に帰れば別のお菓子があるのに!!」
  • 「毎日お菓子を食べさせるのはちょっと・・・。」

こんなことかもしれませんね。

このときに親が子どもに掛ける言葉は

「昨日も買ったんだから、今日はやめなさい!
「家にあるんだから買わないよ!
「毎日はダメよ!

という言葉だったりしませんか?

実は、このときの3歳の女の子の心の中には

お菓子を買ってほしい < 「いいよ」と言ってほしい

という気持ちがあります。

わかりますか?

どうしてもお菓子を食べたいという気持ちではなく、
自分の主張が通したい気持ちの方が強いのです。

なので、解決策は

「いいよ」と言ってあげましょう。

です。^^

とはいえ
毎回その場でお菓子を買ってあげるわけではありません。

「いいよ」の使い方は

「明日ならいいよ。」
「お友だちの来ているときならいいよ。」
「今日は家にお菓子がないからいいよ。」

という具合です。いかがでしょうか?

さらに、お子さんとスーパーに入る前に一度約束をしておくといいですね。

「今日は家にお菓子があるから買えないけれど
 家のお菓子がなくなったら買おうね。」

と。

そして、その約束は守りましょう。

「お店の中で泣いたら、二度とお菓子は買わないからね!」

などとという
大人が守れない約束は、してはいけません。

この言葉、言ったりしていませんか?

暴言を吐く

オコママ
オコママ
「ママなんて大嫌い!!」「ママのせいでしょ!!」などと
私に対して強い口調で怒鳴ってくるんです・・・。
やまだともこ
やまだともこ
そうですね。
嫌いなんて言われたら悲しいですし、自分の行動を人のせいにされるのも腹が立ちますよね。

悲しい気持ちや腹の立つ気持ちはとってもよくわかります。

でもこの場合はまず、
3歳の女の子から発せられるこの言葉の意味をそのまま受け取るのはやめてみましょう。

「大嫌い」という言葉は、不安の証。

心の中は
「大嫌いって言っても、許してくれるかな」という気持ちでいっぱいです。

私の講座を受講してくれている生徒さんは
娘ちゃんから「大嫌い」と言われたら、怒りながらでも
「ママは〇〇ちゃんが大好きだからね!!」
と答えている。と、教えてくれました。

ステキな返し方だなと感じたので、そのままシェアします。

「大嫌い」と言われたら、ぜひ「大好き」と言い返してみてください。

 
 
 
そして、「ママのせいだ!」と言われたときには
冷静に「そっか。ママのせいだと思ってるんだね。」と答えてみてください。

この言葉は、自分で判断して行動したい気持ちの表れです。
自分で挑戦してみたいと思ったのかもしれません。

「ママのせいにしないでよー!!」と怒ったりせず

「そっか。ママのせいだと思ってるんだね。」
「本当はどうしたかったの?」
「次はどうしたい?」

と、目線を合わせて冷静に聞いてみてください。

親が自分のせいだという言葉を受け入れる必要はありません。
これも、ただ受けとめることが大切です。

冷静に受けとめれば、本人の気持ちも落ち着いていきます。

物を投げる

オコママ
オコママ
気に入らないことがあるとおもちゃを投げるんです。
「やめて!」「投げないで!」と声を掛けてもやめてくれません。
やまだともこ
やまだともこ
そうですか。物を投げるのも、危ないですよね・・・。

物を投げるのは反抗期の特徴的な行動です。

これは、子どもからのアピール。
このときに3歳の女の子の中で何が起こっているかは、近くにいればわかるはずです。

だから、おもちゃを投げたことに注目して
「やめなさい!」という言葉を使うよりも先に

どうしてその行動を起こしているのかに注目して代弁しましょう。

「今は〇〇だったからイヤだったんだよね。」
「悔しかったんだね。」
「そっか。悲しくなっちゃったよね。」

など。

気分の悪いときに物を雑に扱ってしまうときって、大人になってもありますね。

そのときに「投げないで!」と言われても
「知ってるよ!」という言葉や「だって!!」という言い訳が出てきてしまう。
そんな気持ちは今でも感じるのではないでしょうか?

3歳の女の子でも一緒です。
物を投げることが良くないとは、知っている。

それを知った上での敢えての行動ですから。
自分の気持ちに注目してほしいのです。

「今は〇〇だったからイヤだったんだよね。」

と、受けとめたあとに

「こういうときには、
  『〇〇だからイヤだ』
  『△△にしてほしい』って
  言葉で言ってもらえる方がママはうれしいな。」

と、伝えてみてください。

いかがでしょうか?

反抗期ってイケナイの?

大人にとっては「言うことを聞かない反抗期」と捉えてしまい、3歳は困った時期と思ってしまいがちですが

反抗期などに主張が強くなることは本当に悪いのでしょうか?

3歳の時期に起こる「第一次反抗期」は心が発達する非常に重要な時期にあたります。

自己主張が激しくなったり、自主的な行動をしたがったりするのは成長の証!!

「もっと私を認めて!」
「私はもっとできる!」と主張しているそのときが、自立への第一歩です。

この時期に大人がどう関わるかによって
子どもの自己肯定感やそのあとの親子関係に影響を及ぼすことは研究でも証明されています。

その場の言葉や行動をやめさせようとするのではなく
一旦はその主張を受け止める。可能であれば、受け入れる。これが大切です。

反抗していないときにも注目!

いろんなことができるようになったとはいえ、まだ3歳。
甘えたい時期でもあるのです。

ひとりで歩ける時間が増えてくる3歳の時期になり、
1歳や2歳の時期と比べて抱っこの量もどんどん減ってきます。
だからこそ、スキンシップがとっても大切!

プレシャス・マミーでは、反抗期の3歳には
「ギューチュー大好き!」をしてくださいと伝えています。

つまり

ギュー(ハグ)して、チュー(キス)して、大好き!!と言う。

これを、1日5回!!

起きたとき、幼稚園に行く前、帰って来たとき、お風呂に入るとき、眠る前など。
なにかのタイミングを決めて、1日5回!!

早い子は1日で様子が変わってきますよ。^^

これを続けてみてください。

そして、いろんなことができるようになってきた3歳の女の子は
反抗しているばかりではなく、大人を助けてくれるときもたくさんあるはずなのです。

当たり前にできるようになったことに改めて注目して
大げさに喜んで見せたりすると、子どもも喜ぶはず。

その姿を見れば、どんどんあなたの味方になってくれるようになるでしょう。

3歳の女の子の反抗期はチャンスです!

この時期を利用して、3歳の女の子を自分の最大の味方にしてしまいましょう!!

3歳の女の子の反抗期には、これを守っていくと

「反抗期」と思っていた3歳の女の子が
「ママを助けてくれる存在」に変化していきます。

 
 
 

親が行動を変えなければ変化は起こりません。

親が行動を起こすから、子どもが変化するのです。

 

ぜひ、やってみてくださいね。

▼3歳に伝わりやすい言葉掛けはここからも学べます

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ABOUT ME
やまだともこ(元・怒りんぼかーさん)
高3長女(N高)・高1長男(N高)・中2次女(公立中)の3人の子育て中。 自身が子育てにイライラした経験から、子どもを自立に導き、子どもと信頼・尊敬しあう関係を築きながら人生を楽しむママを増やす神親ナビゲーターとして、ママたちが子育てや人生をもっと楽しめるようになる講座をZoom(オンライン)で日々開催。 子育ての悩みを解決する読者5,300人超のメルマガも発行中。 →TVで紹介された!子どもが自分から宿題をするようになる7つの方法とは